GPGインストール

by K.I
2005/02/17

Index


概要

GPGの基本的な使い方。 こちらを参考に設定を行った。 設定方法と使い方を簡単に纏めました。

インストール

初めからインストールされていたので省略。 まず、オプション無しでgpgコマンドを実行すると、以下のようなメッセージが表示される。
        gpg: 警告: やばいメモリーを使用しています!
        gpg: 詳細はhttp://www.gnupg.org/faq.htmlをご覧ください
        使い方: gpg [オプション] --encrypt [ファイル名]
以下のように、gpgのパーミッションを変更して直った。
        chmod u+s /usr/bin/gpg

ユーザ設定

キーの削除

失敗した場合のためにキーの削除方法も示します。
        gpg --delete-secret-keys        →まず秘密鍵を削除してから
        gpg --delete-keys                       →公開鍵を削除します

相手の公開鍵の登録

まず、相手の公開鍵をファイルにしておきます。そして以下のコマンドで登録します。
        $ gpg --import dnp_pub.asc

登録されたキーの確認

        $ gpg --list-keys

        pub  1024D/9E9C60FA 2004-06-24 Dai Nippon Printing Co.,Ltd <dnp@fml.micro.dnp.co.jp>
        sub  2048g/B32C2586 2004-06-24

公開鍵に署名

公開鍵に自分の秘密鍵で署名します。これは信用度を設定するためです。署名しないと一々ワーニングが出て煩わしいです。
        gpg --lsign-key 9E9C60FA

暗号化

相手の公開鍵を使って暗号化します。
        gpg -e -r 9E9C60FA  TEST.xls.gz

復号化

復号化は以下のようにします。
        gpg -d TEST.xls.gz.gpg > TEST.xls.gz
でも、相手の秘密鍵を持っていないので、自分の作ったファイルでも復号化は出来ません。
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データ送信用ユーザの作成

ユーザ毎に相手の公開鍵を持っても良いのですが、その場合ユーザ毎にgpgの設定が必要になります。 それだとメンテナンス性があまり良くないので、データ送信専用のユーザを用意することにしました。

暗号化の手順


1sudoで、他のユーザからコマンドを実行することも考えられる。

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暗号化したファイルを送ってもらう

相手に、ファイルを暗号化して送ってもらうことも出来ます。

公開鍵の作成

        $ gpg -a --export cadmask@stc.npc.co.jp > npc_pub.asc
        $ gpg --fingerprint cadmask@stc.npc.co.jp

復号化

復号化は以下のようにします。自分の公開鍵は登録済みなので、そのまま復号化できるはずです。
        $ gpg -d xxxxx.gz.gpg > xxxxx.xls.gz

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