PSoCでDDSしよう

by K.I

2005/09/22 〜

DDSキット

秋月のDDSキットは便利だけど、DIPスイッチで周波数を設定するのは面倒。

別売でコントロール用のキットもあるけど、折角なので作ってみよう。

設定値は

キットのマニュアルをみながら。。1Hz刻みで、最大。。。あれ、書いてないじゃん。。。

クロックが70MHzで、最大17.5MHzとは書いてあるけど、実際のクロックは67.108864MHzだし。
つまり26bit設定出来るみたいだけど、全部設定出来るって訳じゃないってことだし。

最大の設定値を計算してみる。

70MHzで最大17.5MHzだから、上の式から逆算して設定値Dの最大値は、16777216→16進で1000000。

25bit、それも実質24bitしか設定出来ないのか。。。
それとも本当は26bit設定出来るんだけど、最大出力周波数の制限とかに引っかかってるのかも？→まぁ、いいや。

クロックは67.108864MHzだから、最大16.777216MHzってことで。

設定方法

シリアルデータ例をみると、、

アドレス3bit
コマンド4bit
データ26bit

で、LSBファーストかぁ。

書き込み手順は、、TIMING DIAGRAMを見れば良いのか。

DSTをHにしておいて、
DDTにデータを入れて、DCKのクロック立上りでシフト
3+4+26個クロック入れてから、DSTをLにするとロードされる

って、感じかな。まぁ、ごく普通の設定方法だ。25nsのディレイを入れとけば良しと。

コマンド	動作


0	DDS出力をOFF
1	DDS出力をON（リセット直後はOFF）
2	未使用
3	P1〜P4にD22〜D25を出力。D0〜D21はダミー
4	メモリ1に、26bitの周波数データを書き込む
5	メモリ2に、26bitの周波数データを書き込む
6	メモリ3に、26bitの周波数データを書き込む
7	メモリ4に、26bitの周波数データを書き込む
8	メモリ1の周波数でDDS出力する(データはダミー)
9	メモリ2の周波数でDDS出力する(データはダミー)
A	メモリ3の周波数でDDS出力する(データはダミー)
B	メモリ4の周波数でDDS出力する(データはダミー)
C	メモリ1に、26bitの周波数データを書込みDDS出力
D	メモリ2に、26bitの周波数データを書込みDDS出力
E	メモリ3に、26bitの周波数データを書込みDDS出力
F	メモリ4に、26bitの周波数データを書込みDDS出力

このコマンドだと、メモリに書き込んで直ちに出力出来るようなので、複数のメモリを持つ意味があまり無いように感じる。

まぁ、プログラムの自由度は上がるから、良いけど。

PSoCでDDS

AN2109を見ると、PSoC単体でDDSをやってる。

回路も簡単なので、試してみよう。

プロジェクトファイルを読み込んでみると、

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